1979-12-07 第90回国会 衆議院 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号
それに対しまして環境庁としましての意見といいますか、あるいは行政指導といいますか、こういうものが行われるやに承知をいたしておるわけでございますが、ただいまの御発言によって、その際におきましても、いわゆる中断解除についての判断につきまして環境庁がとやかく意見を言うということはあり得ないというように私は理解をするわけでございますが、その辺につきましてお答えを願いたいと思います。
それに対しまして環境庁としましての意見といいますか、あるいは行政指導といいますか、こういうものが行われるやに承知をいたしておるわけでございますが、ただいまの御発言によって、その際におきましても、いわゆる中断解除についての判断につきまして環境庁がとやかく意見を言うということはあり得ないというように私は理解をするわけでございますが、その辺につきましてお答えを願いたいと思います。
そういう中にございまして、私は時間がございませんので再度申し上げたいわけでございますが、いわゆるこの中断解除という問題は、先ほど来お話がございましたように、あくまでも大分県知事の判断ですべきものであるという理解に立ちますし、なおまた、かなり県当局におかれましては予定されますこのアセス法の精神をくみ取ったここ数年来の歩みではなかったかというように考えます。中断いたしましたのが四十八年。
○金子政府委員 先ほども申し上げましたように、間接的に関係があるということでございますので、そこから先は中断解除をだれがやるのか、いつやるのか、こういうようなことともかかわってまいります。
特に急がにゃならぬということもありませんので、県知事はことしじゅうに凍結解除、中断解除と言っておられるようですけれども、これも判決理由に非常にはっきり述べているんですが、そんなに埋め立てを急ぐ必要は客観的にないということも、これ判決理由に書いてありますよ。
○政府委員(上村一君) この問題御指摘になりましたように長い歴史がある、長い歴史の中でいまお話しになりましたような中断解除の三条件等があったわけでございまして、それから後、大分県はいろんな事前調査をやってきておりまして、去年の八月には開発計画に係る環境影響評価の実施について環境庁の方にも指導を求めてまいられたわけでございます。
ですから計画改定を基本計画に入れられるとなりますと、この三条件を満たさなければ中断解除ができたことにならないですよ。だから改定の基本計画の中に、その計画を出す前に、当然もう環境アセスメントを終わって、それが計画に入らぬと、そんなあいまいな中断が解除されたかされないかわからぬようなものを総理大臣が承認するというようなことは絶対に認められないと思います。
その重要な部分が中断解除されてない状態のままで一体、基本計画と言えるのかどうか。また、そんなものをいやしくも総理大臣が承認するなどということがあるのかどうか。こんなあやふやなものを総理大臣が承認するのかしないのか、明確に答弁していただきたいと思うのです。
そういうことであれば、これは大分県当局の言うような中断解除の三条件をそろえた上で、すなわち中断を解除した上で基本計画へのせるべきであろうと思いますが、この点どうでしょうか。それとも中断を解除しないままでよいのかということです。八号地埋め立て計画を基本計画へ入れるについて、中断の解除が行われないままでも基本計画を認めることがあるのかどうか、この点を明確に答弁していただきたいと思います。